ラクエン日記

~多趣味がお送りする日常を最速で楽しむ方法~

十三機兵防衛圏

こんにちは。

最近Switchの13機兵防衛圏というゲームをプレイした

感想です(購入検討向けです)

 

「マイナス意見多め&ネタバレ有り」なので該当の方はバック推奨ですm(_ _)m

 

まず購入の動機としては、色んな人が絶賛していたということと、発売元のATLASからでてるゲームが好きだから(ペルソナなど)です。(制作元は違いますが…)

 

世間では、「物語が面白い!」とか「どうやってこのゲームを作ったのか!」とか「神ゲー」といった評価でした。

 

ではでは、本題…

 

このゲーム、ザックリ分けると戦闘編とストーリー編があって、どちらかだけをクリアするということはほぼ不可能で、どちらかの進行度に応じて持つ片方がアンロックされていく仕組みです。さらにストーリー編では同じ世界観で生きている10人を超える人間それぞれ攻略していくことで一つの世界を理解していくという変わったゲーム構成になっています。

 

個人的に面白かった点は、戦闘編です。難易度が「簡単、普通、難しい」のような形で三段階で選べます。簡単であってもゲームを理解して、戦略的に責めないと普通に詰むので、ゲーム初心者には厳しいのかな?という印象です。

戦闘編で面白かったのは、ダニみたいに湧いてくる敵を一掃できる爽快感です。あとは、タワーディフェンス系のゲームなので、ガーディアン(技の名前です…)をつかって、敵の目線をそらしたりする戦略性があって楽しかったですね。

戦闘編の不満といえば、このゲーム、飛び道具系統、物理系統、サポート系統に分かれるんですが、フェーズによって明らかに強い系統と弱い系統の差が大きすぎる点です。

特に、飛

び道具系統はどのタイミングでも使えるんですが、物理系統は飛んでいる相手に殴れないところが不満でして(そういうのもあるのかもしれない…)、明らかに物理系統が活躍しない場面があったのは不満でした。

ただ正直言って育成要素や解法要素は少なく、薄いのでやり込み要素は少ないかなという印象です。(このゲーム全体に言えることですが…)

 

つまらなかったのはストーリー編です。

個人的には10人以上のオムニバスにする意味が特になかったなぁという印象です。といっても、おそらく2,3人程度のオムニバスであれば新しい視点を得られて楽しいと思うのですが、10人以上ともなると、「制作側も手抜きしてるよね?」って思えるキャラが何人かいて、時間の無駄やなーって思うようなフェーズがありました。

さらに、話が個人的には薄いと思っていて、ロボット系のSFの話ですが、多分SF好きならより内容の濃い映画やゲーム、アニメなんかを楽しんでるだろうから満足しないよなぁ(自分がそのクチです…)と思いました。

なにより寒いなと思ったのは、どのキャラも大体動機が恋愛要素?になっていて、「あーこいつも恋が動機になってんのねーはいはい」っていうのがn回有りました。いわゆる信じられない所から動機が降ってくるような驚きはなかったです。それに話自体もごくありふれた話で、コレなら水星の魔女でも見てるほうがマシなのでは?と思いました…

そして最後に思ったのは、たしかにこのゲームを言及している人や称賛している人は多くいて、否定する人はあまりいないんですが、「このゲームどうやってつくったんだろ」というワード、これ否定も肯定もしてないことに気づきました(笑)

確かに、1つの世界観を共有する人間の視点を10個以上書くのは大変だと思いますが、「ゲームを作るのが大変なのと面白いのは違うよなぁ」と思いました。

私自身は「このゲームどうやってつくったんだろ…(だけど面白くはないよなぁ」でした。

 

というわけで13機兵防衛圏の感想でした。

 

ではまた!